デスクワークを仕事としている人であれば、ほとんどの人が一日の大半を室内で過ごすと思います。普段生活している天井の高さが、実は心理的に影響を与えているようです。快適な住まいは天井高も関係しています。
「Psychology Today」 という心理学系ニュースブログの記事によると、天井高が高い場所の方が、人間はよりクリエイティブになるようです。低い天井の部屋にいると圧迫感を感じ始め、よほど親しい間柄でない限り、周囲の人と距離を置きたくなるそうです。圧迫感を感じたりストレスを感じると、何かをしていても集中できなくなります。そこでどれくらいの高さがちょうどいいと感じるのかですが、目安として、天井の高さが9フィート(約275cm)くらいの部屋にいると友達同士でもちょうどいいと感じるようです。しかし高すぎる天井は、周囲の人との距離が遠く感じてしまうようで、居心地があまり良くないと感じるそうです。サーモスハウスでは、人の多く集まるリビングダイニングは天井高を2.7mとし、ゆっくりと休むための寝室は天井高を2.45mとしています。